帝王は「はぁー…。」とため息をつくと、
「高城。」
と呼ぶと、秘書らしき人が鞄の中から一枚の紙を取り出し、私に向けた。
「それは?」
「これはあなたがうちのコンピュータに入り込んだという証拠です。
それにあれで隠し撮りしてるつもりですか?
もし私ならこんなミスはしませんね。」
その紙に書かれていたのは確かに私がハッキングを行った証拠だった。
どういうこと……!?
ハッキングの足跡は消したはずなのに……!?
「それに先ほど向かいのビルの屋上から盗撮していたのもあなたですね。」
全部見透かされてた!?

