エンドロール




”そうか。一目見たいのだが会えるか?”

”では、呼んで参りますのでこちらでお待ちください。”

”いい、帰りに寄る。わざわざ呼ばなくていい。”


「まずい!?」


夜会の前に今日ここに来る目的はたった一つ。


商品であるリンちゃんを一目確認するためだ。


今、部屋に向かわれるとリンちゃんがいないことがバレる。


「リンちゃん、今から部屋にここの偉い人がリンちゃんに会いに行くから今すぐ部屋に戻って布団に潜って。

絶対に起きちゃだめよ。

寝たふりすること。いい?」


「なんかよくわかんないけどわかった。部屋で寝たふりすればいいんだね。」


そういってリンちゃんは静かにかつ急いで自分のベットに向かって部屋を出ていった。


「トシ、お願いがあるの。」


リンちゃんが部屋から出てベットに向かうのを見送って、改めてトシと話をした。