”二人に会って行かれますか?”
園長の言葉にドキッとした。
トシも同じ心境なのか部屋に静寂と緊迫な空気が流れ、仙道の次の言葉を待つ。
”いや、いい。”
”そうですか。”
仙道の言葉で胸をなでおろす。
一緒に肩の力も抜けて、そのとき自分の体に力が入っていたのだと気が付いた。
「小宮の件に園長が何か知っているのは間違いなさそうね。」
「小宮の身に何があったのかちゃんと調べる必要がありそうだな。」
”それより夜会の商品は今どこにいる?”
”今は部屋で昼寝の時間ですが、もうすぐ起きてくる時間かと。”
またインカムから会話が流れてきた。
なんだか嫌な予感がした。

