リンちゃんの肩に手を置いて、リンちゃんの目線に合わせるようにしゃがみ込み、眼を見た。
「リンちゃん……。
小宮 誠って人知ってる?」
「まこと先生?知ってるよ。
だけど、マキちゃんがここを出てちょっとしてから突然いなくなっちゃた。
園長先生はおうちの事情で辞めちゃったんだって言ってたよ……。」
「そう…。リンちゃん。落ち着いて聞いて。
さっき聞いた通りマキちゃんはここの施設を出た一年後に神様のところに行っちゃったの。
外の世界ではまこと先生の仕業だって言われてるの。」
「そんなはずないよ……。
だってまこと先生すごく優しかったし、みんな大好きだったもん。
コウがおねしょしたときも園長先生に黙っててくれたし、
特にマキちゃんには特別優しかったよ。
まこと先生がそんなことするはずない。」
「おい。小宮 誠は凶悪犯じゃなかったのか。」

