エンドロール





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ゴーンゴーンゴーンゴーン


大きな振り子時計が昼時だと知らせる鐘を鳴らした。


ここでようやく玄関にあった無駄に大きい振り子時計の役割を知る。



「お昼ご飯だ〜。」


待ちかねていたかのように子どもたちが何人か部屋から出ていこうと入口の方に走って行った。


「あ、こら。待ちなさい。」


それを見て積み木やおもちゃをそのままにして後に続くように続々と部屋から出ていこうとする。



「こら!片付けしなさい!」



入口には授業を終えたリンちゃんが仁王立ちしていた。


「リン姉ちゃん。お腹減ったよ〜。」


「いつも言ってるでしょ。

片付けしないとご飯抜きですからね。」


「「「は〜い。」」」


リンちゃんの言葉で子どもたちは回れ右をして、自分たちが使っていた積み木やおもちゃを片付け始めた。


リンちゃんも手こずっている小さな子に手を貸しながら一緒に片付けていく。


こうやって見ると、お姉ちゃんというよりもお母さんと言った方がしっくりくるような気がした。