普通なら確実に捕まっているなとどうでもいいことを思い浮かべながら左側のポケットに何かある感じがした。 そのままポケットに手を入れ、中にあるものを取り出すとビンに入った錠剤の薬だった。 「これか…。」 ビンから薬を取り出して、コップに水道から水を入れる。 「おい。薬だ。落ち着いて飲め。」 彼女の口に錠剤を放り込み、水の入ったコップを口に近づけてゆっくりと流し込んでいくようなイメージで飲むのを手伝う。