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「日曜日なのに出勤だったの?」
「今、大きなプロジェクト任せてもらってるからね。
期待してっもらってる分ちゃんと応えたいんだ。」
おかしい。
「大変ね。出世頭は。」
「そんなことないさ。
毎日後悔の連続だよ。」
いつもなら伊織の顔を見ると心が舞い上がって仕方がないのに、今日は何だかあまり嬉しいと感じてない。
きっとさっき水嶋匡と愛人契約なんてものをしてしまったからだろう。
情報屋の仕事を隠しながら会って話をするなんて今日が初めてではないのに、伊織の顔を真っ直ぐ見れない。
「あれー?我妻君?」
「東堂さん?」
レストランで食事をしていると綺麗なお姉さんに声をかけられた。
「我妻君もここでディナーだったんだ。
えー…っと……妹さん……?」
「……あ……あぁ……。
妹なんだ。」
そうだよね。明らかに10代だものね。
さすがに、高校生と付き合ってるなんて言えないしね。
そもそも犯罪だし。
何傷ついてるんだ私。

