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Side 水嶋 匡
「社長が決めた事なのであまりとやかく言うつもりはありません。
ただ、社長の傍に置くのは反対なのが私の意見です。」
美紅とトシが出て行ったあと、高城はずっと何か言いたげだった重い口をようやく開いた。
「言いたいことはわかっている。」
「だったらなぜ取引をのんだのですか。
もしこのことがあの方に知られたら危険に晒されるのは彼女の方なんですよ。」
「それでも、美紅の情報屋としての能力は使える。
オレ達の目的の為にも必要と判断した。
それに、お前もわかっているだろ。遅かれ早かれあいつはほっといたら必ず組織に狙われる。
それなら、傍に置いた方が安全だろう。」
「あなたって人はどこまで……。」
呆れているのか諦めたのかそれ以上何も言葉にすることはなかった。

