「今日からうちに泊まれ。
今の家から必要な荷物は下の連中に運び込ませればいい。」
「え?一緒に住むの?」
予想外の展開に頭が付いていかない。
「当たり前だろ。
どっかの闇金に返済迫られて、売り飛ばされそうになってるやつをホイホイと一人で帰せるか。」
「ちょっと待って。なんで借金のこと知ってるの。」
そんなこと一言も言った覚えがない。
「調べたからな。」
「調べたって何。」
「調べもしねぇでどこの馬の骨ともわからん奴を守るだの契約だのしねぇよ。」
そういえば、私が最初にここのセキュリティに触れて追いつめられたとき高城さんが私のことを色々調べた風だったし、それくらい知られててもおかしくない。

