「では、こちらにサインをお願いします。」
高城さんが一枚の紙を取り出し、机の上にペンと一緒に置いた。
「いいか。これはあくまでも契約だ。
オレはお前を保護し、御堂一派を潰す。
お前はオレに情報屋としての能力を使って尽くす。
裏切りは決して許さない。
お互いの利害の為の契約だ。
お前を愛さないし、オレを愛するな。
これを破れば契約解消だ。」
「わかってる。
しっかり守ってもらってる間は、責務をしっかり果たすわ。
他に情報を流すことはしないし、あなたを愛さない。
期限は御堂一派を制圧するまで。
どう?」
「いいだろう。契約成立だ。」
契約書に書かれたい契約内容をお互いに確認し、サインをした。
お互いの利害の上にしか成り立っていない愛人契約。
吉と出るのか凶と出るのかは神のみぞ知る____。

