そのまま連れられるようにホテルに入り

 女とするのとは全然違う快楽を覚えさせられた


 自分から俺に跨り
 おかしくなるのではないか、と思うほど
 男はよがり狂った


『そこ…っ、気持ちえぇ…!』


 的確に自分の感じるところを教え、責めさせ
 達するのは

 俺と同じ身体の構造をした
 れっきとした男なのに。


 腰を振る時にあわせて揺れる金髪が、

 その人形のような顔が快楽に歪むのが、

 白くしなやかな凹凸のない裸体が、

 何よりたまにかちあう深紅の瞳が、



 そのすべてにどうしようもなく興奮した…