夏休みが終わって

また、看護学生としての生活が戻って来た。

って言っても何にも変わらない

ただ、

平凡で、

つまんない、

何にも

代わり映えのしない

高校生活が戻ってきたんだ。

まぁ

何度も言うように

一般の高校とは

ちょっと違うけどね…

よし、今日も平凡な生活に行きますか…



「行っていまーす」


「気を付けるのよー!」


奏の声にも返事を返した母

まぁこれもまた平凡な日常


そう、思いながら奏は自転車で学校に向け漕いで行った。



この頃はまだ知らなかった


新たな人に出会って友達になり楽しい学校生活を暮らすこと…っはまだ考えれるか…


こっちが知らなかった



いや、


知り得ることなんて



出来ない


こんな事を


《しかしたら、こんな事があるかもしれない…》



なんて、


考えれる人間はそういないと思える

何故なら

また代わり映えの世界が

平然と目の前にあると

思っているから…

でも、

チガッタンダ…