確認作業が始まってすぐに奏の番が来た。
「一月四日です」
「今んとこは順番通りね」
(先生当たり前だよ…。まだ三人目なんだよ…。)
本当この先が思いやられるよ…。
奏の心の声だった…。
紫苑の番が着て
「私は二月二日です!」
(へぇー紫苑は二月なんだ…。覚えとこ)
奏は少し面倒だと思い始めた…。
どんどん進んで行き…。
「僕は十一月二日です」
(やっと十一月まで行った!!)
またもや奏の心の声が…。
「凄いわ!此処まで完璧よ!」
先生はとても喜んでいた。
そして最後の子になり…。
「私は十二月二十三日生まれです!」
「素晴らしい!!タイムも速くて間違え一つも無いなんて!」
Aクラスが一番よ!
「やった!」
「良かったね!」
「やっぱりAクラスは良いんだよ!」
それは無いと思うよ…。
でも、何でも一番はいいよね!
コレが来れからもっと必要に成ってくるなんて奏もAクラスの皆も考えてなどいなかった。
この時本当の珠蘭学院なんて見えてもいなかったのだから…。

