かん☆たま




「以上だ。何か分からない事は無いかー」


『……。』



「なさそうだな。今日はこれで終わりだ。担任の先生方と一緒にクラス事で自教室に帰ったのにHLして下校だ。じゃあA組から戻れー」


ザワザワー


A組が先頭で教室へ帰って行った。


「看護の欠点60って高いよ…。絶対に無理やって」

「60点はねー厳しいよあぁ取れる気しないよぉ」


紫苑 も落ち込んでいた。

「紫苑の落ち込んでんのん始めてや」

「なんかその言い方だったら私は落ち込まない人!って言いたい感じね」

「そんなんや無いって」

「ふーん、まぁお互いに頑張ろうか!」

「うっうん」

自教室に戻ってきた奏と紫苑は、自分の席に座り終礼が終わるのを待っていた。
少しすると。

ガラガラー

「よし!終礼始めるね。明日からは皆が楽しみにしている授業が始まるわ!

四時間授業で、
一時間目・数学、
二時間目・国語、
三時間目・解剖生理学、
四時間目・基礎看護学になってたはずよね?

まぁそこは昨日配布した時間割で確認しておいて!
じゃあ今日はこれで終わりよー」

起立、礼

また昨日号令をかけていた子が、今日も掛けてくれて終礼は終わった。


皆がバラバラとクラスを後にして行った時に


「奏ー」

「なに?紫苑」

「奏ってどこに住んでるの?」

「ウチは松城市」

「隣の市なのね!私は隠岐市なの」

「じゃあさ途中まで一緒に帰ろうや」

「いいよ!早く帰ろう。奏」

「うん!行こっか」