~真菻side~
ージリリリリリリリ
うるさいなぁと思いながら、目覚まし時計に手をのばす。
8時半か……
「って…ぇえ!?」
今日は高校の入学式。
初日そうそう遅刻じゃん…
「最悪ッ」
あたしはそう呟き、家を出た。
ーx番線電車が到着します…
急いで駅のホームに向かう…
「痛ッ」
誰かにぶつかった。
「あっごめん…大丈夫?」
「大丈夫です…ヤバッ」
「どしたの?」
「入学式…」
あたしが言いかけたとたん
ー×番線電車が発車します…
ああああぁぁ…完ペキ遅刻。
「その制服…もしかして、君も××高校…?」
「そうですけど…何か?」
「俺も俺も!!遅刻仲間はっけーん☆」
「はい?」
いやいや…『遅刻仲間はっけーん☆』って……バカなの?こいつ。
「入学式どーする?…いっそサボっちゃうか!!」
「それは…… あ!空美にたのんでみよーかな」
空美はあたしの唯一の親友。
「えーもしかして…君、マジメチャン?」
あたしがスマホをとりだそうとする手をアイツ…あのバカが掴み、あたしからスマホをうばった。
「ちょっと返してよ…このドロボー!!」
大きい声で叫ぶと周りが一斉に振り向いた。
ヤバイ…ここ、駅じゃん。
「ったく…アホだな」
「何よ、バカに言われたくな…」
アイツはあたしの腕を掴み引っ張っていった。
「今日は返してやんね♪」
アイツはそう言った……
ージリリリリリリリ
うるさいなぁと思いながら、目覚まし時計に手をのばす。
8時半か……
「って…ぇえ!?」
今日は高校の入学式。
初日そうそう遅刻じゃん…
「最悪ッ」
あたしはそう呟き、家を出た。
ーx番線電車が到着します…
急いで駅のホームに向かう…
「痛ッ」
誰かにぶつかった。
「あっごめん…大丈夫?」
「大丈夫です…ヤバッ」
「どしたの?」
「入学式…」
あたしが言いかけたとたん
ー×番線電車が発車します…
ああああぁぁ…完ペキ遅刻。
「その制服…もしかして、君も××高校…?」
「そうですけど…何か?」
「俺も俺も!!遅刻仲間はっけーん☆」
「はい?」
いやいや…『遅刻仲間はっけーん☆』って……バカなの?こいつ。
「入学式どーする?…いっそサボっちゃうか!!」
「それは…… あ!空美にたのんでみよーかな」
空美はあたしの唯一の親友。
「えーもしかして…君、マジメチャン?」
あたしがスマホをとりだそうとする手をアイツ…あのバカが掴み、あたしからスマホをうばった。
「ちょっと返してよ…このドロボー!!」
大きい声で叫ぶと周りが一斉に振り向いた。
ヤバイ…ここ、駅じゃん。
「ったく…アホだな」
「何よ、バカに言われたくな…」
アイツはあたしの腕を掴み引っ張っていった。
「今日は返してやんね♪」
アイツはそう言った……