「さ、柚葉教室行こう。遅れるよ?」
切替早いな……。
彩理はもう行く気満々だ。
ってか、まだここらへんガヤガヤしてんのにもういいんだ。
「彩理?もういいの?」
「いいよ?柚葉と同じクラスになれただけでいいし、他なんて興味ないし。男?いらないいらない。恋愛なんて時間の無駄。柚葉行くよ。」
おそるべし彩理。
ばっさり、じゃないか。
「まさか、男に興味あるの?裏切るの?うわぁー、ケダモノ。ぬけがけ、あほちん!!!柚葉なんか嫌いだ!」
暴走癖がある彩理、ツッコミどころが多すぎる。
「彩理、まだ私何も言ってないし、興味ないし、落ち着いて!!」
「ありがとう(v^-゚)さすが柚葉。大好き、私の相棒。」
意味わかんないことまで言い出した。
