佐伯さんは、廉のことを見つけると、小走りで近寄った。 「あの、先程は本当にありがとうございました!」 「いえ、当然のことをしただけですよ。」 廉もさすがに驚いてるみたいだった。 それを見ていた先生は、 「ん?お前ら知り合いか。じゃあ佐伯、藤堂の横に座れ。分からないことがあれば藤堂に聞くように。」 「はい。」 佐伯さんはそういって廉の横に座った。 何だか、あたしは嫌な予感がした。