付き合って、初めての朝。



~~~~~~♪



目覚ましの音がなる。



「ん~~」



止めようとすると、何もしてないのに音が鳴りやんだ。



何でだろう...?



そう思い目を開けると、



「おはよ、伊織」



にこにこ顔の廉がいた。



「な、何で廉がいるの!?」



「んー?伊織を起こしてあげようと思って」



そ、そんなかっこいい顔で言わないでー!!



「ほら、遅刻するから早く用意して」



「う、うん...」



朝から心臓に悪いよ...



そう思いながら部屋を出た。