突っ込みどころ満載な彼女はさらに続ける。
「わたしの通う宮下高校ってね、つまんないわけよ。」
「俺の高校だって…」
と言いかけて、 きいて と、遮られる。
「宮下高校の偏差値、33.5。
あたしの偏差値、58.9。」
「は?なんでそんなとこにしたんだよ、
俺の高校、偏差値43.7だけど、そこまで馬鹿高じゃ…」
「あのね」
と、またもや遮られる。
「あそこ、学年1位だと、奨学金があって。
いきたい大学にすんなりいけるのよ。
あたしんとこは、パパしかいないからさ」
「えっ…」
俺は、固まってしまった。
「あっごめん、なんか暗くなったじゃん。もう。
取り敢えず、金銭面で色々アレなわけ。
だからくそつまんない授業受けるのもあれだしなーって思って。」
…

