ぐうたらはらっぱ


ちがうちがうちがうちがうちがーう!
西条山高校のはなしは
ど、う、で、も、いい!
もう最早博多の塩のリズムだ。

「あの、成田さん」
「ありこ。有己でいい」

即答だった。

「あの、では、有己さん」
「タメ語でいい!」

即答だった。
敬語ばかり使ってよそよそしい俺に嫌気がさしたのかもしれない。
何故だか、申し訳ない。

「だって、純ちゃんとあたしはもう友達だから☆」

おお、見事。
アガリ症の俺に友達ができた。

「…じゃあ、有己。」
「はいな!」
「…有己はどうしてここに?」
「いや、サボりにきまってんじゃん」

当たり前でしょ?みたいな顔して言う。
いやまあそうか。さっきからサボりサボり言ってるしなあ。

「なんか理由とか…」
「高校飽きた。あきたんこぶ。」

いやいやいやいや。
まだ5月ですけど。
5月中旬ですけど。
それに、たんこぶって。