その日一日は高口聖弥のことで 頭がいっぱいだった。 すると高口聖弥が 「お前徒歩通だろ? 今日も後ろ乗ってけよ。」 私は胸がときめくのを隠しながら 「うん!」 と元気よく二つ返事で返した。 一緒に廊下を歩く私たちを見て 周りの視線は痛かった。 「あの子聖弥くんの彼女?」 「まさかそれはないでしょー。」