君と一緒



side:カナタ



ことねに俺が見えたらいいのに


でも、ことねは


ちょっとずつ変わってきている


何も見えないはずなのに


俺のいるほうをみて


誰か、見てる?


なんて言ってた


もちろん、


見てるよ


って返した


ことねは耳に手をあてて


それからまた

宿題を始めた


俺は笑顔がほころんだ


ちょっと今の状況をカイタに報告したくて…///


あ、カイタがいる!


「お~い、カ・イ・タぁあ~」


俺は柄にもなく

はしゃいでた。


公園の前の真ん中でカイタは座りこんだ


頭をかかえている


倒れこんだ


「お、おい、大丈夫か!?」


急いで飛んでった


状況報告どころじゃない


カイタの霊気が、



…濃くなってる?



意識がない


幽霊なのに…


「こ、これはいったい、どうすれば…」


とりあえず公園のベンチに寝かせた



すりぬけない?



生き霊じゃなくなったのか?



「カナタ、久しいなぁ…」


白髪の俺ぐらいの年の幽霊?


とは、


ちが…う?


「あんた、誰?」


その美しい切れ目は答えた


「わからんのは無理もない。私は神だ。」


……


いたか、



幽霊でも



いたいやつ



「悪いけどさ、あんた、取り込み中だし、神はハゲだ。」

ガッ


なぐられた


凄い剣幕で見つめてくる…


は、こ、これは、


カイタのデジャブ!


「ほ、本当に神様ですか!!」