君と一緒



side:女の子


それをみたのは、初めてだった。

私は、突然出てきた幽霊にびっくりした。


けど…


「わ、私は、峰野、しずく…」

黒くてキレイな髪の毛、白くて美しいはだ、

そして死人みたいなお着物…ちょっと年上のひとかな。

とにかくキレイな人だった。



「…そうか…ついていってもいいか?」


えっ、なんで…

思ったけど、別に悪い気はしなかった。

ちょっと意地悪で


「変なこと、しない?」

ていってみた。
彼は驚いた顔をした
。

「しない、しない!!するわけないじゃないか(笑)」


「だって、あなた・・・だれ?聞いたのに…」

「うーんと…カイタ。」

カイタっていうんだ。

「家にくるんですよね。」

カイタさんはウンウンと満面の笑みでうなずく。
念のため…

「お菓子あげるから、変なことしちゃダメだよ?」

「だからしないし(笑)」



なんだか、不思議な人…



いきなり出てきて幽霊ですなんて…


私は今中学からの帰り道で、もうそろそろ家につく。

町営住宅に住んでいる。
ドアを開けて入るといつもどうりだれもいない。

「へぇ、ずいぶん小さな玄関だな」

カイタさんがつぶやいた。

なにその感想...

「…とりあえず、二階の左の部屋に行ってて」

人の家のこと…まぁ、町営住宅だから…

でも、なんかイラついた。

さてと、お菓子…男の人はあんまり甘いの

好きじゃあないだろうし、ぱりんこでも持ってこ。