桜舞う-another story-






「高校2年の時撃たれたでしょ?」



「はい」



「あの後の廉も今の波夏と一緒だったのよ

相手がそこらのチンピラでも

バイクに乗ることが出来なくなった


それを知ってるから波夏をここに呼んだのよ

紅花にいけなかったら困るだろうって


だからこれ以上入らなくていいの

ここに来た

それだけでいいのよ


あとは伝説の廉に任せておけば」





こういうときに感じるんだ


兄貴には一生かかっても勝てないんだろうって




あたしは黙って見ていることにした

兄貴があたしのことを考えてくれているなら

それに従おうと思った