桜舞う-another story-






「ケンカはさせねえけど行こうぜ」



「え?」


秦の言葉に聞き返す




「黙って人から返してもらうなんて波夏らしくねえし


どうせ行きたいんだろ?」



「それは…」



行きたいに決まってる

あたしのせいで持っていかれたんだし

責任感じてるし…




「ほら行くぞ!」



「でもさ…」



母さんの命令は…




「俺が許可する」


そこに現れた親父



「親父!

なんでここに?」



「いいから早く行け

ただしみてるだけだからな」



「…分かった

サンキュー」



秦と部屋を出た