桜舞う-another story-




「お前さっきから波夏のこと褒めすぎなんだよ!

いくら恩があるからって」



「その恩も波夏さんは覚えてねぇけどな」


ちょっと寂しそうな顔をする鈴



「鈴、まさか波夏に惚れてる?」


夏紀が言う



「は?

なっ何言ってんの?!

そっそそんなわけねぇじゃん」


あわてる鈴



「お前にだけは波夏はやらねぇ」



「ここで兄貴面かよ」



「面じゃなくて兄貴だっつうの」



「兄貴に認めてもらわなくてもかまわねぇし」



「絶対だめだ」



「はぁ?」





「いい加減にして!!」


夏紀が間に入る