「つうかなんでわざわざ学校まで来たんだ?
廉にメールで良かったんじゃ」
空也のいうとおりだ
「どっかの誰かさんは一昨日実家によって
リビングの机の上に携帯を置いたまま気付かず取りに来なかったもので」
波夏が厭味ったらしく言う
「全然気付かなかった」
「信じらんねぇ」
空也が言う
「ほら
役に立たない携帯」
波夏が俺の携帯を投げる
「今夜あたり動きそうだから気をつけろよ
んじゃあたし学校行くから」
波夏がそういって俺達に背を向け車に乗り込んだ
「波夏ちゃんってさ本当に小学生?
あたしより大人に見えるんだけど」
菜々帆が言う
「あいつは見た目も中身もすでに高校生くらいだよ」
空也が言う
「俺もそう思う
俺先に戻ってるな」
「おう」
「廉君またねぇ」
二人に背を向け校舎に戻る



