桜舞う-another story-





女はそのまま立ち去った




意味がわからない

だいたい女が言うとおり隆黒に通うような奴にケンカなんて売ったら

それこそ先公になに言われるか


でもあんな小学生にバカよばわれしたままってのもシャクに触る




「1発どころか100発くらい当ててやるよ」


もう怒られるとかどうでもいい

どうせ俺なんて未来のない不良だし





というわけで翌日俺は隆黒高校の校門に立っていた



「俺が桜江廉だけど何か用?」


出てきたのは確かにお坊ちゃんには見えない男

というかかなりイケメン



「俺とタイマンはれ」



「は?」


一瞬驚いた顔をしたけどすぐに笑顔になった



「いいけど怪我するなよ?」


そいつはそのまま学校を出た



こんな相手に俺が怪我?

あり得ない

とりあえず桜江って奴の後について行く



「ここでいいか」


ついたのは昨日女が俺を連れてきた場所だった


「いつでもどうぞ」



桜江が言い俺は早速動き出した




こんな奴!



そう思っていたのに・・・・