桜舞う-another story-





「やめておけ

お前たちじゃこの小学生には勝てねえよ」




「「「小学生?!」」」


俺もびっくりだった



「さすがあきらさん

話が早い」



「ふっ

小学生がこんな時間にこんなところふらふらしてていいのか?」



「誰も小学生だと思ってないんで大丈夫ですよ

そんなことよりこいつ譲ってもらえません?」


女が俺を指差す



「お前が目をかけるほどの価値あんのか?」



「それはどうでしょうね

こいつ次第でしょ

だめっすか?」



「勝手にしろ

そもそもここはお前らの管轄だ

あのバカに黙っててくれんならそいつはやるよ」



「かまいませんよ

じゃあ失礼します」



女が俺の手を掴み連中に背を向けて歩き出す