桜舞う-another story-




「おいてめえ」

期待通り絡んでくれた


「あぁ?」



「中学生の分際で俺達にケンカ売ってんのか?」



「だったら?」



「調子に乗るなよ!」


期待通り殴りかかってきた


しかし期待通りだったのはそこまでで


そいつらは半端じゃなく強くて



何発か当てることは出来たけどそれ以上に相手のこぶしが俺に当たる




「お前ケンカ売る相手を間違えたみたいだな」


そう言ってリーダーみたいなやつのこぶしが俺に延びてくる




やばい・・・

俺は目を閉じた





しかしそれは俺に当たらなかった


ゆっくり目を開けると一人の女が手を止めていた




「そのくらいにしましょうよあきらさん」


女が言う



男が鼻で笑う



「てめぇ誰にもの言ってるか分かってんのか?!」


周りの男が女に殴りかかるけど

女は何ごともないように避けて代わりにわき腹を殴った



「その言葉そっくりそのまま返しますよ」


強い

正直にそう思った