桜舞う-another story-





手首には今も消えずに残っている傷



俺は夢華の腕を握った



「え?何いきなり」



「もっと早く気付いてればな」



「そんな夢見てたの?

もうやめてよ

廉のせいじゃないし」



夢華が逆の手で俺の手を握る




「あたし感謝してるんだから

あの時助けてもらって


それに今は幸せだし


もう絶対に死のうなんて思わない」




夢華がほほ笑む




「そっか」




「ほら早くご飯食べよ

休みだしどっか連れてって」



「おう」





廉と夢華 END