美羽さんがたちあがってあたしたちに近づいてきた 「騙していたことはもういいわ」 「でも…」 泣きじゃくる光を美羽さんが抱きしめる 「よく頑張ったわ 死なないでくれてありがとう 何度も迷ったのよね?」 光が手首を握り締めたのが分かる 気づいてあげられなかった 毎日同じ教室にいたのに 「・・・ごめんなさい」 光はしばらく泣きながらその言葉を繰り返した