「誰なの?」
夏妃が聞く
「黒崎遼とその教育係」
「弟ってこと?」
黒川がうなずく
おいおい
姉の命狙ってるってことかよ
そんな中救急車のサイレンが聞こえ始めた
「結局救急車じゃねえか」
「桜華会専用のです」
波夏が来た
「兄貴は?」
結構落ち着いている
廉のところにしゃがみ込む
「心臓には行ってなさそうだな」
兄貴が撃たれてんのにどんだけ冷静な小学生だよ
夏妃が傷口を押さえて止血を続ける
そこに救急車が入ってくる
「親父には連絡してあります
お願いします」
「はい」
廉が救急車に乗せられる
「空也さん付き添ってください」
「え?
お前は?」
波夏が目を向けたのは黒川
「了解」



