桜舞う-another story-





俺がたまり場に着いた時にはもう全員揃っていた



波夏はずっとパソコンをいじってる




「なぁ

その投稿者に返信できねえのか?」


空也が聞く




「やっても無駄ですよ」



「どう言う意味だよ」


俺が聞く




「知ってるだろ

このサイトは桜が持ってる数あるサイトの中でも

桜華会が直接管理してるサイトだ


つまりここに入れるやつは族だったら兄貴と空也さんだけ

あとはあたしとか母さんとか親父の直属の人間だけだ


こいつの投稿は兄貴のIDを使ってる

これに返信したら兄貴に届くだけで終わる

まぁこいつも見るかもしれねえけど

もう一回同じことをするとは思えない」




確かに

サイトは親父が管理してるやつだ


何で俺のなんだよ



「廉がふざけて投稿したとか?」


「なわけねえだろ」


鈴に言い返す



「兄貴の携帯と自宅のパソコン
ここのパソコンからじゃないってことは確認できてます


それにこのサイトは学校なんかの
公共の場所にあるパソコンからは見つけられない

相当知り尽くしてるやつですね」




そうして確実な情報かもわからないまま

事件が起きてしまった