「廉のことはもうとっくに諦めついてるの
だって18年も前だよ
あの二人が結婚したの
当時はつらくてNYに逃げて
気持ち紛らわすために仕事してたのは事実
でも実力で社長になったとき気づいたの
いつの間にか自分のために仕事してるって
ただ単純に仕事が楽しかった
そんな時にねNYに来た千秋見て思ったの
前のあたしだって
千秋の目が訴えてる波夏への愛情はどこから見ても前のあたしと一緒だった
千秋はすごいと思う
自分と向き合って
仕事で秦を超えて
今や波夏に千秋はなくてはならない存在だよ
でももういいよ
自分を許してあげなよ
もう思わなくていいんだよ」



