桜舞う-another story-




「波夏の金じゃねぇんだ」


秦は信じていたらしい



「さすが裏社会のボス」


夢ちゃんが言う



「実際やったのは千秋だけどね」


「俺は波夏に言われたとおりやっただけ」



千秋は身内だけのときはあたしに敬語は使わなくなる




「1億もそうするつもりだったのかよ?」


秦に聞かれる



あたしは首を横に振った



「黒崎の口座使うつもりだった」



「「はぁ?」」