桜舞う-another story-




「お母さん!」


再び部屋のドアを勢い良くあける


今回はちゃんとあいた



「今度は何?」

顔を上げないお母さん



「ごめんなさい!!」


あたしは頭を下げた



「どうしたわけ?いきなり」


顔を上げるとお母さんと目が合った



「全部聞いたの

新………相馬のこと」



「それで?」



「それでって…

3千万払ってくれてたのに

あたしひどいこと言ったから」



あたしが言うとお母さんはニコッと笑った



「別に気にしなくていい

お前はお前の好きな人と結婚すればいい

そう思っただけだ

でもまぁ今回は男を見る目がなかったな」


「うるさいよっ」


あたしも笑って返す