桜舞う-another story-




「頼まれてたものお持ちしました

あらかじめ雄馬さんには渡してあります」


「ありがと」


封筒が千秋さんから夢華さんに渡る



「千秋さんが本人って?」



「当時頭の婿候補は3人いたんですよ

聖二さんと秦と俺でした」



「3人?!」



「でも頭が秦を想ってるのは誰が見ても分かりました

だから俺たちは降りたんです

頭の幸せのために


その頭が幸せの重さを分かってないわけないんです



お嬢の幸せを1番願ってるのは

頭ですよ」



あー

そっか


千秋さんってお母さんが好きだったんだ