桜舞う-another story-




「お嬢様?!

お待ちください!!」


すべての言葉を無視して会長室に駆け込んだ


「廉さん!」

顔をあげた廉さんは電話中だった


あたしは大人しく応接用の椅子に座る



「あぁ…分かった

こっちで何とかするわ」


電話を切った廉さんはあたしを見る



「んで?華那はアポなしでここまで来て

何かあったか?」



お母さんみたいに怒らないんだ



あたしは思い切って言った


「あたしを養女にしてください」