「……忘れてた」 あたし今日誕生日?! 「そんな事だろうと思った」 秦がそう言って笑う 「母さんの誕生日とか興味ないんだけど」 息子の雄馬が言う 「雄馬! 思っても口に出さない!」 双子の妹、華那が言う 「お前ら聞こえてるんだけど」 「まぁまぁ これ俺からな」 秦から箱を受け取る 開けると中から出てきたのは… 「ワイングラス?」 千秋が言った そう あたしがずっとほしかったやつ 「……ありがとう」 うれしいなんてものじゃない