桜舞う-another story-







しばらくして夢ちゃんを乗せた救急車が学校を出て行った




秦はそっとあたしを離した





不思議だった


何を言われたわけでもないのに



今あたしが何をするべきなのか分かった気がした





「すみません

お話聞かせていただけますか?」



どこかの記者だろう



「すみません

家族なので病院に行きます」



あたしは秦たちと目を合わせて学校を出た





ここは母さんたちに任せておけばいい




あたしたちがやることは…