桜舞う-another story-




「お嬢様?

なぜここに?」



いろんな声が聞こえるけどしかと

そもそもお嬢扱いも嫌なのにお嬢様は本当に勘弁



そのまま最上階まで上がり会長室のドアをノックせず開ける

前にいた警備員にも止められなかったしいいんだろう



「波夏!

あんた電話は…「友哉が捕まった!」



母さんの話なんて悠長に聞いてられない



「知ってるわよ

だからここに三村さんを呼んだんでしょうが

人の話は最後まで聞きなさい」



「三村さん?」


ソファーに座っていたおじさんがあたしに頭を下げる



「はじめまして

お嬢」



お…じょう?