コンビニに着いた時にはもうすでにかなりの人だかりができていた
波夏が近寄ってくる
「このままだと白龍全滅するね
でもまぁあいつらのプライド考えて
桜に止められたらなおさら怒られそうだから
母さんに頼んで警察動かしといた」
波夏が言ったと同時くらいでサイレンが聞こえ始める
「さすが波夏さん
仕事が早いっすね」
鈴が言う
「んでいったい華蓮って何者なんだ?」
空也が聞く
「さぁ?
ケンカする時はずっとフードかぶってますからね
顔見えないし
女なんてメイクでいくらでも変われるし
分かってるのは族の女じゃないってことくらい」
サイレンが近くなり始め
白龍の連中が逃げて行く
もちろん華蓮も
その走り姿に俺は違和感を感じた
でもその違和感がいったい何なのか
その時の俺には分からなかった



