桜舞う-another story-





「父親と血が繋がっていないんです

3年前に母が亡くなってからあたし…毎日…

何度も

何度も何度も何度も…」



「もういい

言わなくていいから」


あたしは千沙に近づき抱きしめた



「大希」


「はい」


「お前千沙のために高校行く気あるか?」


「はい?

俺19っすよ?」


あたしより上だったんだ


初めて知った



「英鈴なら夜間がある

千沙と一緒に通え

瑞也に話通しておいてやる

高校なんてって思うかもしれねえけど

千沙を家に帰さないためには働かなきゃなんねえだろ

中卒じゃまともな仕事はない」



「俺金なら…「ふざけんじゃねえぞ」


あたしは大希を少しきつい目で見る


大希が金持ちだってことは知ってる


それでも