遼たちが通っているのは光城学園(こうじょう)
偏差値は高くもなく低くもなくと言ったところだが
金持ちたちが通う学校である
東山財閥が寄付金を出しているっていうのは聞いたことがある
まぁ娘が通えばそうなるか
そんなところで商売しようってんだから
黒崎も相当バカだな
「波夏さんってそんなにすごいんですか?」
咲桜に聞かれる
「この女はなめないほうがいいな」
そう言って部屋に入ってきたのは兄貴
「廉さん!ご無沙汰してます」
遼が頭を下げる
「ちょうど俺達にも黒崎の賭博の話が耳に入ってきたんだよ
波夏には意地でも優勝してもらう
遼たちのクラスの他校推薦枠に俺達が賭ける
んで優勝すれば全ての金がこっちに入る」
「自慢げに話してるけどどうせ夢ちゃんの案だろ」
あたしが言う
「ばれた?」
「当たり前だっつうの
も警察は電話一本で動かせても証拠がなきゃさすがにパクるのは無理だろ?
裏サイトに載ってる一覧表だけじゃ黒崎が関わってるとは証明できねえし」
パソコンを兄貴に見せる



