接吻《修正中》

雨の日の寂しさは、よく知ってる。

きっと、奈々以上に知ってる。


「・・・え、えびフライ定食おごってくれんなら・・・コイツ飼ってやってもいいぞ・・・」


そう言ってやると、奈々の顔がパアッと明るくなった。

やっちまった・・・。

俺、意外に奈々以上にお人よしなのか・・・?


「寛久あぁあぁあ!ありがとう!チャ太郎だよ!よろしくね!」


柴犬はキュウーンと可愛い真ん丸の目で俺を見てくる。

ああ・・・。

何してんだよ、俺。


「トイレとかしつけとかは私がやるからね!」

「いい、いらねえ。お前それを言い訳に俺の家来る気だろ?」

「おわあー!そ、そんなこと・・・」


ワタワタと、動揺する奈々。

なんでコイツはこんなに解りやすいんだろ・・・。