日曜日、洋平は家に閉じこもって舞台設計の図案を描いた。 昼の間は少しも進まなかったが、夜になると、急に構想が浮かんできて、いっきに描きあげることができた。 何度か手直しを加えて、午後十時頃に、これはというものができあがった。 机の端にたまった消しゴムの滓を見つめながら、心の中で何度も自分をほめた。