手をつなごう



「久々に椿さんに会えたから、店長嬉しいんですよ!!」

椿の様子を見て、ハハッと笑いながら陽太は言う。

その手には、綺麗に磨かれたグラスがランプの光を受けて輝く。

「もちろん、僕も嬉しいですよ。みんな、心配してました。急に来なくなったから・・・店長に言われなくても、椿さん帰すつもり無いですから!!今日は、とことん飲みますよ!!」

陽太は、意地悪そうに笑った。

「しょーがないかぁ・・・明日は、休みだし久々に飲むんだもんね。よぉーし、陽太!!今日は、とことん付き合いなさい!!」


プッと、二人顔を見合わせて吹き出した。



「かしこまりました。」

陽太は、ペコリと頭を下げ、また二人で笑った。