「……んっ…ふぁっ!!
せ、先輩っ!?」

突然の
不意打ちの
先輩からの甘い甘いキス

右手で口元を覆い
そっぽ向いている先輩

『やっちゃった』

って顔をしている

「先輩、嬉しいですよ…」

「は!?」

あっ、真っ赤再びww

「帰りましょう!!」

右手を出すと
先輩の左手が
包み込んでくれた

二人は微笑みあい
まだ夕暮れに
なりきれていない
世界へ

歩きだした