再生ゲーム

 猿田は腕を無理やりに引っ張り、血だらけの指先をマジマジと見つめた。


「バンドエイドないのか? 傷は深くないな。大した事は無そうだ。これで大丈夫っと」


指先が猿田の口内に入れられ、舌が、唾液が絡められた。


口臭だけでも酷いのに、生暖かい唾がたっぷりと付けられた。


「なめときゃ大丈夫。先生ってば優しいだろう?

なんたって山田さんのことを好きだからなー! はははっ!」


――本当にバイ菌になってしまったんだ。全身犯されてしまった。


皆に嫌われても、本当に仕方が無い。